2015年5月に、滋賀県彦根市から愛知県名古屋市昭和区桜山に移転。
6月2日(水)~6月10日(金)まで、長期のお休みを頂きますが、
健和トータルケアの施術者としても念願であった、
カナダのモントリオールにおいて開催される、オステオパシーのカンファレンス(シンポジウム)に参加することとなりました。
このシンポジウムは、健和トータルケアの施術者が心から敬愛し、伝統的なオステオパシーの継承者であり、
カナダ・ドイツ・スイスなどの計9校のオステオパシー大学の理事長を務めておられますフィリップ・ドゥリュエルD.O.が主催する国際的なオステオパシーのシンポジウムで、世界中から数百人ものオステオパスが参加します。
この度、フルクラム・オステオパシー・スタディ・グループの初期メンバーとしても、
グループの活動が開始した当初から、『皆でシンポジウムに行こう。』という目標を持ち頑張ってきたので、
本当にこの数年間の念願が叶うとも言えます。(笑)
初日は、全体でのカンファレンスに1日間参加します。
その後、様々なテーマで開催される講義があり、
今回、私達が選んだ講義は、
➀脳震盪や脳に対する外傷(外傷性脳損傷)に対する最新の知見やオステオパシー的アプローチ(4日間)と
➁小児に対するオステオパシー的アプローチ(出生トラウマ、出生外傷など)(1日間)
脳震盪の講義などでは、脳に関する専門家である医学博士(PhD)も参加し、
本当に最先端の脳に関するお話を聞けそうです。
また、オステオパシーの小児科の講義は、過去にドゥリュエル先生の講義をみっちり受けたことがありますが、
再度、小児科において素晴らしい功績を残しているドゥリュエル先生の講義を受けられるのは、
貴重な経験となることと思います。
シンポジウムの詳細は、英語ですが、こちらのホームページでご確認頂けます。
https://www.symposiumceo.ca/english/
本当に、楽しみです。(笑)
また、この貴重な経験を、今後の施術にも是非、生かしていきたいと思います。
長期のお休みを頂き、大変、恐縮ですが、
さらに人に益するオステオパス、治療家になるために、
精進してまいりたいと思います。
オステオパシー専門院 院長・施術者:庄子和孝
11月17日~21日は、フィリップ・ドゥリュエルDOの研究会に参加するため、臨時休院日とさせて頂きます。
今回の研究会のテーマは『ムーブメント・オブ・ライフとバイオダイナミックフォース オステオパスは如何にして生命に働きかけるのか』です。
世の中にはテクニックセミナーはたくさんありますが、私は10年近くオステオパシーを学んできて、多くのテクニックを学べばより質の高い施術ができるようになるわけではないことを既に悟りました。(笑)そうではなく、如何にして、施術を受ける方の生命そのものを感じ取り、働きかけて、自然治癒力を引き出す手伝いができるか、そこには奥深い生命のダイナミックな営みが関係しています。
もちろん、施術者自身もひとつの生命体であり、施術を受ける方もひとつの生命体であり、その関わりの中にいかにして『治癒』の鍵を見出すか、今回の研究会のテーマはまさに、オステオパシーにおける生命との対峙の仕方など根幹的な内容となっています。
少々長期のお休みを頂いて恐縮ですが、また日頃の臨床に生かせるよう精進してまいりますので、
何卒、ご了承ください。
フィリップ・ドゥリュエル(Philippe Druelle)DO 略歴
フィリップ・ドゥリュエルD.O.、DScOはその優れた業績により世界的に認められたオステオパスであり、
数多くの伝統的なオステオパシーカレッジを創設し、学生の指導にあたる他、セミナー講師として複数の大陸にまたがって精力的に活動されています。
オステオパシーの概念を初めて頭蓋内に応用し、脳の機能を再び活性化させる数多くのテクニックを開発してこられました。
小児科学や産科学の分野でも多大な貢献を残し、脳震盪の後遺症の緩和にも寄与されてきました。
現在までに学生及び施術者向けにオステオパシーの専門書28冊を執筆されています。
また、偏りなく、オールマイティーにオステオパシーの伝統を引き継いでいる数少ないオステオパスの一人であると言えます。
新年、明けましておめでとうございます。
2015年は私にとって、引っ越し、移転、第二子の出産など、本当に大きな変化がある年でした。
また、新転地、名古屋でも多くの方にご愛顧頂き、 感慨深く想っています。
私は今37歳なのですが、そこからこれだけの大きな変化に臨む時、 すごく勇気がいりました。
ただ、今は、『変化』に踏み出して良かったと思っていますし、改めて、
どこに行っても人に必要とされるオステオパシー施術家であるため、
さらに精進していきたいという想いを強く抱きました。
治療家という役割、仕事は、 探究すること自体が仕事の内だと常々思っています。
なぜなら、人体や人そのものが宇宙の神秘が具現化した存在であり、
知れば知るほどその深みもまた理解され、
その探求に終わりは無いと思われるからです。
臨床に当たる時、
本当に多くの要素が今現在の症状やお悩みと関わっていることがあり、
オステオパシーの探究には、解剖学などの基礎医学だけでなく、
人間そのものについて探求する必要があるとも思っています。
皆さまのお力になれる様に、 さらなる努力を重ねていく所存です。
2016年も、何卒、よろしくお願い致します。
オステオパシー専門院 健和トータルケアの休院日は、
基本的に日曜日となっております。
それ以外に、2016年2月29日(月)や、
2016年3月24日~28日の様に、
研究会の都合により臨時休院日を設けることがございます。
長期のお休みを取る場合は、さぼっているわけではありません。(笑)
上の写真は、健和トータルケアの施術者が尊敬するオステオパス、
フィリップ・ドゥリュエルDOの研究会に参加した際の写真です。
ちなみに、過去に参加した海外講師による研究会の履歴はコチラ。
国内講師による研究会にも頻繁に参加しておりますが、
ホームページ上は海外講師による研究会のみを紹介しております。
基本的に、研究会などが無い限り、土曜日・祝日は開院しております。
傾向と致しまして、土曜日は早めにご予約が埋まる傾向がございますので、
土曜日のご予約希望の方は、お早目のご予約をお勧め致します。
また、当日予約や直前予約希望の方は、
なるべくお電話にてご連絡頂ければと存じます。
開院日程に関しましては、ホームページ下段のカレンダーもご参照ください。
何卒、よろしくお願い致します。
名古屋に移転してきて、
「改めて見たら、名古屋院はスペースが広いなあ・・・。
それならもっと、
空間を利用して、遊び心のある空間にしたいなあ・・・。」
と考えていました。
それでよく、お子様連れの方や、
お子様自体の施術を希望される方がおられるので、
今までは、アンパンマンなどのDVDを見て待ってもらっていたのですが、
丁度、テレビボードの空いたスペースを利用して、
しばらく熱中して遊べるようなおもちゃを置きたいと考えていました。
ただ、いくつか考えたのは、
①小さいお子様でも危険性がないこと。
➁大人でもやってみたくなる様な、長く遊べるもの。
③ちょっと知的なところがあるもの。
④置いていても、オシャレに見えるもの。
以上、4点ぐらいを念頭に探していたのですが、
実際に取り入れたのは、BoneLundという会社が販売している、
このマグフォーマーというおもちゃです。
早速、来院したお子様が遊んでくれました。(笑)
知育もコンセプトにしたおもちゃで、
結構、大人がやってもはまります。
ちなみに、健和トータルケアにマグフォーマーを持ってくる前日に、
私の子供(4歳児)に遊ばせていたら、
あまりに気に入り過ぎて、持ってくる時に思い切りだだをこねられました。
そのうち、家にも導入するかもしれません。(笑)
ご来院の際は、ご自由にお使いください。
新年、明けましておめでとうございます。
2015年は私にとって、
引っ越し、移転、第二子の出産など、
本当に大きな変化がある年でした。
また、新転地、名古屋でも多くの方にご愛顧頂き、 感慨深く想っています。
私は今37歳なのですが、
そこからこれだけの大きな変化に臨む時、 すごく勇気がいりました。
ただ、今は、『変化』に踏み出して良かったと思っていますし、
改めて、どこに行っても人に必要とされるオステオパシー施術家であるため、
さらに精進していきたいという想いを強く抱きました。
治療家という役割、仕事は、 探究すること自体が仕事の内だと常々思っています。
なぜなら、人体や人そのものが宇宙の神秘が具現化した存在であり、
知れば知るほどその深みもまた理解され、
その探求に終わりは無いと思われるからです。
そもそも、1人の『人間』に対峙した時、
本当に多くの要素が今現在の症状やお悩みと関わっていることがあり、
オステオパシーの探究には、解剖学などの基礎医学だけでなく、
人間そのものについて探求する必要があると思っています。
皆さまのお力になれる様に、 さらなる努力を重ねていく所存です。
2016年も、何卒、よろしくお願い致します。
院長コラムでも書かせて頂きましたが、
2015年11月5日(木)の3時頃に施術者の第2子の男の子が生まれました。(笑)
予定日より数日早いですが、大きさは3070グラムありました。
まあ、妻の体の大きさなどを考えるとよくここまで大きくなったなと思います。
今回の出産は前回と同様、助産院で産ませて頂きました。
お世話になったのは、名古屋の天白区にある天白助産所です。
とても安心感のあるベテラン助産師さんで、
また、オステオパシーにも理解を示してくださり、
「なんでもやってください!!(笑)」と、
出産の真っ最中もオステオパシー施術をしてもよいという許可を得ておりました。
実は、そうしたことは海外などでは珍しいことではないのですが、
日本においてはあまりない状況ですね。
今回は、お産中も妻の仙骨(骨盤の真ん中の骨)から胎児と産道の位置関係を手で感じ取り、
胎児が産道を通りやすい様にバランスを取り続けていたんです・・・。
出産前のオステオパシー施術は何度となく患者さんに対しても妻に対しても行ってきましたが、
お産の真っ最中に施術をするというのは初めての経験でした。
しばし妻と助産師さんと僕と胎児(赤ちゃん)との、
何とも言えない時間が流れていました。
そうすると、赤ちゃんもあれよあれよと子宮口に降りてきて、
あっという間に第4回旋までいきましたね・・・。
本当に、どこで躓くということもなく、驚くほどの安産で助産師さんもびっくりしていました。
陣痛が来てからすぐにCV4という第4脳室と脳脊髄液の施術を妻に行いましたが、
それも良かったのかもしれません。
赤ちゃんが出てきて産声を上げた時には、胸をなでおろしました。
また、私が一番最初に赤ちゃんを取り上げ、
妻のお腹に載せました。無事に産声も上げていましたが、
しばらくしたらまた、お母さんのお腹の上ですやすやと安心した顔をしていました。
また、私が臍の緒の拍動が止まるのを確認してから、
臍の緒を切らせて戴きました。
本当に、安らかな出産・出生経験だったと思います。
第1回旋(顎を引き骨盤入口部に嵌入)
第2回旋(約90度回転しながら産道を下降し、児背が母体の前方を向く。)
第3回旋(反屈しながら胎外に頭が現れる)
第4回旋 (回転して肩を出しながら横を向き、娩出される。)
参考資料【病気が見えるVol.10:産科 医療情報科学研究所より】
結局、陣痛が最初に来てから1時間半で胎盤娩出までいきました。
1人目の子も4時間半と、初産にしては早く安産でしたが、
それを上回るスムーズさ・・・。
もちろん、オステオパシー施術は充分に行っていましたが、
やっぱり出産や出生はドキドキしますね。(笑)
本当に、妻と赤ちゃんにお疲れ様という気持ちです・・・。
また、妻子共に健康状態が良好だったので、
上の子(3歳)が退屈しない様に産んだその日の内に退院となり、
自宅療養しつつ、その後は助産師さんに訪問して頂くこととなりました。
本当に、夫としても、父親としても、オステオパスとしても嬉しく思います。
出産から3週間以上経ちましたが、
あれだけ安産だったのにそれでも息子の頭蓋を調べてみると、
若干の硬膜の緊張と軽度の向き癖が見られたため、
非常に優しい方法で調整し、硬膜の緊張を緩解させたことで向き癖も軽減されました。
正直、こうした向き癖が長期化すると斜頭を強く形成することがあるため、
早期施術が望ましいことを経験的に知っていたので、
我が子で改めて新生児の施術と研究をしているところです・・・。
小児の発達や産後の女性の体に関しても、
妻子からも改めて学ばせて頂こうと思っています。(笑)
ただいま、名古屋開院キャンペーンを実施しています。
初回施術【80分】 ¥6000+税
2回目以降【60分】 ¥6000+税
という設定にしております。
これは、初回の施術でお喜び頂きたいという想いから施術時間に余裕を持たせ、
早期改善を目指すからです。
この機会に是非、世界基準のオステオパシーを御体感ください。
※もうすぐ、ホームページの写真が名古屋における写真に入れ替わります。(笑)
やっと名古屋院の看板が付きました。
比較的、シンプルで上品な看板にしたつもりです。(笑)
今現在、内装も大詰めで、
あとは受付台の完成や、待合と施術室を仕切るパーテーションなどが届くのを待つのみで、
施術自体は行える状態になっています。
カーペットの色などは彦根院とほとんど同じですが、
今回は電動ベッドを新たに1台導入し、
ベッドを2台完備しておりますので、
施術後、ゆっくりお休み頂ける環境が整いました。
実はオステオパシーにおいても、
施術後にゆっくり休んで頂くことで施術の効果を最大限引き出すという考え方があり、
以前から2ベッドの環境を整えたいと思っていたので、念願がかなったと言えます。
今回のテナントは結構広いですので、
待合と施術室にもスペース的にゆとりがございます。
5月15日を本格的な名古屋における開院日と致しますので、
何卒、よろしくお願い致します。
オステオパシーというと、聞きなれない方も多いと思いますし、整体の様なもの?カイロと同じようなもの?頭蓋仙骨療法と同じ?など、様々な疑問をお持ちの方が多いと思います。
確かに、オステオパシーについて説明しようとすると、少々難解なところがあるのは事実です。なぜなら、オステオパシーを創始したのがアンドリュー・テイラー・スティルというアメリカ人医師であり、オステオパシーとはそもそも特定の治療法などを指しているわけでは無く、人体に対する「哲学」を元にした手による医学であり、人体の「自然治癒力」というものに着目した「自然医学」だからです。
そもそも、カイロプラクティックを創始したD.D.パーマーという方は、元々、オステオパシー創始者であるスティル先生の生徒だった方が、骨格の矯正と神経の円滑化(かなり簡略して書いておりますが・・・)にある程度特化して創始したのがカイロプラクティックであり、オステオパスの中には、カイロプラクティックは元々、オステオパシーの一部であると考えている方もおられるようです。
また、頭蓋仙骨療法という独立した名前の様に思われておりますが、この頭蓋仙骨療法というのも、元々、オステオパシーにおける頭蓋領域のコンセプトを抽出し、世に広めたものであり、それにはアプレジャーD.O.(D.O.とはドクターもしくはディプロマ・オブ・オステオパシーの略)が、頭蓋仙骨系に関わるオステオパシーを一般の人向けに教えたのがことの発端と言われており、頭蓋仙骨療法も元々オステオパシーの一部であると言えます。
では、オステオパシーとは一体何なのか?ということですが、なるべく簡単に述べるなら、人体の自然治癒力に重きを置く、人体に関するエンジニア(調整技師)のようなことをしていると言えます。
例えば、風邪をひいたりしても、大抵の場合、時間が経てば熱も下がり、自然に治癒していくと思いますが、何らかの外傷や事故、出産などのダイナミックな身体の変化、出生時に非常に難産だった、もしくは大きな心理的ショックなども人体は影響を受けますが、時に、人体の素晴らしい自然治癒力をもってしても、なかなか自然に治癒できない大きな問題が形成された時、繰り返し何らかの症状に悩まされたりすることがあります。
オステオパシーでは、骨格、筋膜、内臓、神経、血管、脳や脳脊髄液など、解剖学や生理学などの基礎医学を元にして、一体何が自然治癒を妨げているのかを手で探り出し、体の構造や機能に働きかけて、自然治癒を妨げている要因を手によって取り除き、再び身体自身がより良い状態に戻っていけるように働きかけます。
オステオパシー創始者であるスティル博士は、非常に印象的な言葉を残しています。原文では、「見つけ、治し、放っておく」という言葉なのですが、要約するとこういうことです。
「まず原因を見つけなさい。そしてそれを治しなさい。あとは自然に任せなさい。」
これはつまり、古い時計があるとして、どこか歯車が狂っているところがあったらば、その時計がチクタクと正しく働かなくなると思いますが、その原因となっている歯車の噛み合せを改善すれば、自然に正しく時を刻むことができるようになると思いますが、オステオパシーは人体に対してこれをしていると表現することもできますね。
もちろん、正しくオステオパシーを行うためには、解剖学、生理学、病理学、発生学などの基礎医学や自然科学に関する多くの知識が必要になり、また緻密で繊細な触診技術や治療技術も必要になります。
それと同時に、オステオパシーでは人という存在は、「身体(BODY)、心(MIND)、精神(SPIRIT)」の三位一体で生きており、身体全身でひとつの生命を成り立たせていると考えています。
例えば、腰痛などの特定の痛み症状があったとしても、その原因が必ずしも、痛みのある箇所にあるとは考えず、特定の骨格や筋膜に原因がある場合も、腎臓や腸などの内臓の緊張に原因がある場合もあり、それを身体全身から探り出しますし、場合によってはストレス状態や心理状況、もしくは生活環境や深い領域での人の意識の困窮なども考慮に入れて、施術を行います。
上記のことを総じて述べるならば、オステオパス(オステオパシ―の実践者)とは自然に依拠する人体に関するエンジニアであり、オステオパシーとは人という存在をホリスティックに診る「自然医学」であると言えます。
少々長くなりましたが、少しでも、オステオパシーに関してご理解頂けると嬉しく思います。
私自身、オステオパシーに出会って、自分の人生をかけられるだけの生きがいを感じながら、施術に当たっています。
もちろん、私の施術を受けて頂けることは嬉しいことですが、それ以上に、オステオパシーの社会的認知度が上がることも望んでいます。
本当に、私自身、素晴らしいものだと感じているからです。
ここまで読んで下さった方がおられれば、ありがとうございます。(笑)
名古屋における、正式な開業日(開院日)が決定致しました。
開業日を、2015年5月15日と致します。
その頃には、内装なども完全に整い、六曜も大安であるため、
この日を、開院日とさせて頂きます。
ただし、今現在も、内装などが整っていない状態でも良いとおっしゃって頂いている方には、
施術自体は可能な状態であるため、
随時、ご予約を承っております。
今しばらくは、受付台などの詳細な内装の準備に時間がかかりそうですが、
5月11日には看板も設置され、
来週中には諸々の環境が整います。
また、明確な開業日を決めた方が良いだろうと思い、
縁起も重んじ、5月15日を、正式な健和トータルケアの名古屋開業日とさせて頂きます。
なお、既に電話も完備され、電話・メール共に承れる状態となりました。
また、随時、名古屋院の場所の詳細や、近隣の地図などを更新してまいります。
名古屋における開院を心待ちにしてくださった方には、大変長らくお待たせして誠に申し訳ございませんが、
やっと、準備が整いました。
何卒、よろしくお願い致します。
健和トータルケア
今現在、複数の方から名古屋におけるご予約のご希望を頂いておりますが、
その際にひとつ、申しあげたいことがございますのでお伝え致します。
5月1日以降は、施術ベッドなども整備されるため、
施術自体は充分可能な状態になります。
しかし、内装(受付台など)や看板の整備などはまだ完全に整っておりません。
ただ、今現在、滋賀県彦根市にて施術を受けておられた方や、
新規に名古屋で施術を希望する方がおられましたので、
なるべく早期に開院しようということで、
『5月1日開院』とさせて頂いております。
内装などに関して、まだまだ至らない状態でもよろしければ施術が可能という意味合いですので、
ご予約頂く場合は、上記のことをご理解頂きたく存じます。
おそらく、内装や看板が全て整備されるのは、
5月12日頃になるかと存じます。
何卒、御了承ください。
健和トータルケア
名古屋における開院の目途が立ちました。
今までは、テナント探しや内装の相談などに尽力しておりましたが、
5月1日以降は、名古屋院にて施術が可能な状態になります。
看板などの整備が整うのは5月中旬になりますが、
名古屋における施術希望の方は、
ご予約が可能ですのでメールなどでご連絡頂ければと存じます。
なお、今現在、彦根の元々の固定電話番号は、
なかなか転送に出られない状況ですので、
なるべくメールにてご連絡頂ければと存じます。
もし、電話予約希望の方がおられれば、
開院日時:月~土曜日の9:00~16:00の間に、
専用の携帯電話:090-2061-1331まで、ご連絡下さい。
開院時間外にご連絡頂いた場合、後日こちらから折り返しご連絡致します。
名古屋における開院場所は、地下鉄:桜通線 桜山駅から大体3分ぐらいの場所です。
また、桜山駅は名古屋駅から地下鉄で大体16分ぐらいの場所です。
また、お車で起こしの場合は、近隣に複数の安価なコインパーキングがございますので、
そちらをご利用下さい。
コインパーキングの詳しい場所や料金については、
後日、『料金とアクセス』欄にて情報を更新してまいります。
やっとここまで漕ぎ着けたという感じです。(笑)
心機一転、名古屋という土地で頑張りたいと存じます。
何卒、よろしくお願い致します。
私は、オステオパシー創始者であるアンドリュー・テイラー・スティル先生の写真のなかでも、この写真は特に好きです。
今日は、オステオパシー創始者の生き様に魅せられ、オステオパシーを学ぶ原動力となったというお話をさせて頂きます。
オステオパシーを創始したスティル先生は、元々、成功したメディカルドクター(医師・MD)でした。
医師として成功していたということは、
言ってみれば、社会的地位も名誉も既に得ていて、信頼する患者さんも多かったことが予想されます。
しかし、スティル博士は、身近なところで非常に強い心理的ショックを受ける経験をしました。
有名な話ではありますが、我が子(三人)を当時流行していた髄膜炎で亡くすという経験をしたのです。
髄膜炎は、主にウイルス、細菌、寄生虫などによっても引き起こされるようですが、
何分19世紀のお話なので、当時のアメリカでは髄膜炎が流行していたそうです。
実は、スティル博士は孤児も養っていたという話があり、孤児も含めると身近な子供が亡くなった人数はもっと多いという歴史的研究もあるようです。
当時の髄膜炎の症状は、1週間近く、痛みに泣き叫び、
最後には絶命していくという、凄惨なものだったそうです。
スティル先生は、我が子と養子と、
多くの子供に対し、当時の医療の最善を尽くして、命を救おうとしたそうです。
当人も医師でありましたが、なんとか子供を救いたくて、他の医師にも散々助けを求め、
多くの医療的な方法を試みても子供を救えませんでした。
想像してみれば、もしも今現在、こんなことが自分の子供に起きたら私も発狂するほどの気持ちになると思います。
その後、38歳の時に、今まで自分が実践してきたMD(メディカルドクター)としての常識をかなぐり捨て、
あらゆる自然科学、解剖学、生理学、病理学、また非常に広範囲の学問を徹底的に学び直し、
『人体』や『命』に関する独自の研究を始めたのです。
それから、10年程の歳月が過ぎた頃に、世に『オステオパシー』を発表します。
スティル先生が考えたことは、
例えば、同じ病気にかかった人がいるとしても、
一方はあまり医療的な介入をしていないのに治る人がいる傍ら、
手の行き届いた医療を受けているのに亡くなる人がいるのか、
原初的な疑問を持っていたようです。
その根底には、『自然治癒力』というキーワードが浮かびます。
人はそもそも、少々の風邪を引いても、熱を出したりしながらまた健康な状態に戻っていきます。
その現象自体が、改めて考えてみれば、不思議であると思ったのでしょう。
そうして、主に手によって人体の構造と機能を正常化し、
人体の自然治癒力を発現させれば、多くの病気や痛みは健康に道を譲るのではないかと考え、実践したのです。
実際に、主に手によって(主にというのは、使える道具はなんでも使うというスタンスでいたようで、手による治療にこだわってはいなかった様ですので。)、
リウマチを含めた関節炎などの痛み症状から、重度の内臓領域を含む病気、戦場で受けた外傷に困る人など、
数々の奇跡的な治療を実践して、噂が噂を呼び、今風に言えば口コミが口コミを呼び、有名になっていったそうです。
実は、スティル先生がオステオパシーに行きつくまでには、
多くの迫害、誹謗中傷、果ては狂人扱いまでされていたのです。
一般的な医師からすれば、まさに狂ったように見えていたと思いますし、
投薬や手術以外の方法で、人の身体を治せるとしたら、メディカルドクターとしてのメンツが潰されてしまうため、
当時のアメリカの医師会はなんとしてもスティル先生を異端として締め出そうとしたという歴史的背景があります。
しかし、スティル先生の奇跡的な治療実績が噂を呼び、やがて、カークスビルという田舎町で開業しておりましたが、
治療を求める人が押し寄せ、田舎町に駅やホテルができるのにも一役買ったというエピソードがあります。
長くなりましたが、私自身、今現在37歳ですが、
スティル先生がオステオパシーに至るまでの探求を『始めた歳』が、今の自分とほとんど変わらないと考えれば、
非常に強い動機が、そうさせたのだろうと脱帽するところがあります。
スティル先生は、
医師として今まで自分がしてきたことのほとんどを捨てて、
オステオパシーを創始しました。
その気概の根底には、
子供を助けられなかったという悲しい現実が関係していたと思います。
私自身、37歳で拠点を移し、新しいチャレンジをするというのを少々恐れた時期もありましたが、
スティル先生のことを想うと、鼓舞されるところがあります。
それこそ、スティル先生はネイティブアメリカンやラマ僧(チベットのお坊さん)とも交流があったなど、
非常に広い見識をもって、研究に研究を重ねて、
オステオパシーに至りました。
決して、西洋の医学だけに留まらず、
あらゆる諸科学を学び、独自にオステオパシーの創始までいきつきました。
私は、スティル先生のこの生き様に惚れ、
自分も、向こう数年、自分なりのさらなる探求をしようというモチベーションの助けになりました。
正直な話ですが、30代後半で様々な状況が一変するというのはある種の恐怖感もあります。
なぜなら、滋賀県彦根市で施術院がうまくいっていなかったわけではなく、
多くの方に来院して頂き、ご愛顧して頂き、
臨床実績を積みながら、多くのことを学ばせて頂きました。
私も勉強に割ける時間を最大限生かし、
さらに益する治療家・オステオパスになるため、
独自の探求をしていこうと心に決めました。
偉大なるオステオパシー創始者に、想いを馳せつつ・・・。
2015年1月18日より、オステオパシー日記【健和トータルケア院長のブログ】は、
エキサイトブログから、ホームページ内に移行致しました。
今後、エキサイトブログにて書いてきた記事の一部はこちらに移行致します。
何卒、よろしくお願い致します。