6月3日~6月8日まで、カナダ(Canada)のモントリオール(Montreal)のモンリオールオステオパシーカレッジ(Collège d'Études Ostéopathiques de Montréal)にて開催された国際シンポジウム(the international symposium )に参加してきました。
1日目はカンファレンス(conference)にて、海外から多くのオステオパス(Osteopath)やMD(メディカルドクター)、PhD(博士、ここでは主に医学博士)が集まり、様々なテーマでプレゼンが行われました。流石と言いますか、オステオパシー(Osteopathy)は元々、手による自然医学として発展したので、その科学的裏付けも研究されており、実際にオステオパシーの施術によってどのような体の変化が起きているかなども、最先端の科学技術を元にエビデンス(evidence)の確立にも取り組まれている方がいるのを目の当たりにし、レベルの高さを感じました。
2日目~5目までの4日間は、自分達が専攻したいワークショップを選び、参加するセミナー方式なのですが、私達、フルクラム・オステオパシー・スタディー・グループの参加者が選択したのは、
Dコースの、『脳震盪の治療ー脳スパズムと神経可塑性』
というテーマでした。
今までも脳(Brain)に関するオステオパシーを学んではいましたが、今回は4日間、脳というテーマに特化したセミナーであり、より知識と感覚が明確になりました。
6日目のワークショップは、
Iコースの
『 小児科学・新生児科学・オステオパシーの上級コース』
を受講してきました。
私は以前にもフィリップ・ドゥリュエルD.O.(Philippe Druelle D.O.)による5日間の小児科セミナーを受けたことがありますが、今回のセミナーはそのアドバンスとも言える内容だったと言えます。日常的に、発達関連や小児、赤ちゃんの施術を行っておりますが、今回でさらに理解が深まったと思います。
いずれにしても、こうして海外のシンポジウムに参加し、世界の最先端のオステオパシーの事情を知れ、本当にためになりました。また、テーブルトレーナーの方も一人一人で本格的なセミナーをできてしまうほどのレベルの高い方々であり、感動の連続でした。
また、一緒に行ったフルクラム・オステオパシー・スタディ・グループ(FOSG:Fulcrum Osteopathy Study Group)の仲間達にも感謝です。
また、モントリオールという町の人の良さ、自然と共存した町のあり方などにも深い感動を覚えました。
こうした貴重な経験を日頃の臨床に生かし、さらに益する治療家であれるよう精進していきたいと思います。
また、今後も是非、こうした機会を持ちたいと思います。(笑)
モントリオール・オステオパシー・カレッジ
(Collège d'Études Ostéopathiques de Montréal)
http://www.osteopathie-canada.ca
シンポジウム詳細
(Au 33e Symposium International d’Ostéopathie de Montréal du 3 au 7 juin 2016 )
https://www.symposiumceo.ca
フルクラム・オステオパシー・スタディ・グループ
(F.O.S.G:Fulcrum Osteopathy Study Group)
https://www.facebook.com/フルクラムオステオパシースタディグループ-12194077780…/…