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ジュリー・マイD.O.による小児科セミナー 2018年7月出席
2018年7月23日 月曜日
講師紹介 ジュリー・マイ D.O. (Julie Mai D.O.)

 



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ジュリー・マイD.O. プロフィール

 

オステオパシー医師ジュリー・マイ博士は、ヴィオラ・フライマン博士の下で働き学習障害など様々な発達障害を持つ子どもたちの治療を経験し、また、新生児によく見られる問題や、今一つ最良とは言えない健康状態の妊婦を含む大人の課題にも取り組んだ。
「人体は構造的にも機能的にも知的な存在であり、生命が与える困難に対処できるよう造られている。天から授かった自己治癒力が構造的な制約によって自由に発揮されない時、身体にそっと触れる事により自己治癒力を働かせてあげる事が 必要なのだ」という信念を持つ。

ジュリー・マイ博士はカリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)で生化学の理学士号 を取得後、トウロ大学オステオパシー医学部(TUCOM)を卒業した。実務研修後、ヴィオラ・フライマン博士が設立したオステオパシック・センター・フォー・チルドレン&ファミリーズにて同博士と密接に小児患者の診療に従事した。また、フライマン博士の他に もカナダのフィリップ・ドゥリュエル D.O.、セント・バーナバス病院(ニューヨーク)オステオパシック・マニピュレーティブ・メディシン・レジデンシー部長ヒュー・エットリンガー博士をはじめとする米国内外の数多くの経験豊富で著名なオステオパスに師事し た。オステオパシーへの貢献を称えられ、A・ホリス・ウォルフ・ケース・プレゼンテー ションのメダル、ヴィッキ・E・ダイソン奨学金などを獲得している。また、オステオパ シック・クラニアル・アカデミー修業証書および CEDH クリニカル・ホメオパシーのデ ィプロマも取得している。2016 年にはフィリップ・ドゥリュエル D.O.よりカレッジ・オブ・オステオパシック・スタディーズ(モントリオール)の名誉あるコンパニオン・オブ・オステオパシー&オノラリー・ディプロマを授与された。マイ博士はさらに口腔外科医ダリック・ノーズストロームズ博士とも密接な連携関係にあり、同博士の ALF(Alternative Lithtwire Functionals)器具とオステオパシー治療を組み合わせたホリスティ ックなアプローチによって歯科矯正治療を受ける患者が最適な効果を得られるためのサポートをしている。オレンジカウンティとサンディエゴの歯科医師団とも連携し、患者への ALF 機器の導入の円滑化を推進している。アメリカ・オステオパシー学会(AAO)、ク ラニアル・アカデミー、アメリカ・オステオパシー協会(AOA)、ALF インターフェース学会会員。現在はオステオパシック・センター・フォー・チルドレンの理事を務める。
オステオパシック・センター・サンディエゴのオステオパシーズ・プロミス・トゥー・チルドレンおよびオステオパシック・クラニアル・アカデミーの講師陣の一人として活躍す るほか、トウロ大学オステオパシー医学部(TUCOM)の非常勤講師も務めている。

 

健和トータルケア施術者コメント

 

小児科オステオパシーにおいて世界的に著名で、小児に対して多大な貢献をなさったヴィオラ・フライマンD.O.に学生時代に誘われ、以後、ご自身も妊娠・出産を経験しながらも、10年間フライマン先生と共に仕事をしたオステオパシー医師であるジュリー・マイD.O.の国際セミナーに参加してきました。正直に言えば、最初はフライマン先生のことをもっと深く知りたいと思っていましたが、セミナーが始まるとマイD.O.の熱量に圧倒され、あまり詳しくは説明できませんが、「ああ、だからこそ、フライマン先生に誘われたのだな。」と驚きと感動を覚えました。


私自身、自分の子供が二人おりますし、臨床でお子様の施術をさせて頂く機会が非常に多いのですが、マイD.O.から多くのヒントを頂きました。また、フライマン先生が言っていたことで、発達障害と診断されたお子様やダウン症のお子様でも、良くなる可能性は施術者が決められない程大きく、言ってみれば、人間の可能性を人間が決められる程、浅はかな存在では人間そのものが無いのかもしれないと思いました。ひとつのエピソードとして、とあるダウン症の子供がおりまして、西洋医学の医師からは「この子は絶対に普通学級には進めない。」と言われていたらしいのですが、幼少期からフライマン先生が診始めて、結局、普通学級にも通えて、成人してからは俳優になったというケースがあったそうです。こうしたことは、一般的な西洋医学からしたら奇跡の様な事かもしれませんが、実際にそういう事が起こり得るのですね。

 

勿論それは、ダウン症の子供をダウン症では無くすことができるということではありません。当然、先天的な染色体異常そのものは変えることはできないでしょうし、お子様一人一人、その子その子の個性や、受胎から出生、出生後の歴史がありますので、全く別の子にする事は無理な事です。これは脳性麻痺や自閉症スペクトラムなどにも同じ事が言えます。

 

小児オステオパシーの目的は、「今、ここ」でのその子の可能性を最大限引き出す事であり、それが時にお子様にとって非常に大きな助けになり得るということですね。勿論、例えば10人の自閉症スペクトラムと診断されたお子様がいたとしても、オステオパシー的観点から見ていくと10人それぞれに全く違う訳で、オステオパシー施術による変化の仕方も、皆個性が御座います。ですから、10人いたら10人とも同じ様な変化が得られるという訳では無く、最初から大きな改善成果が得られる子もおれば、なかなかゆっくりとしか変化が見られないケースも当然あります。また、改善していたとしても、親御さんの期待が強すぎて、その変化に親御さんが気付かないというケースも実際にはあります。

 

とはいえ、その時、その子にとっての最善を目指すというのがオステオパシーの小児施術の目的であり、場合により、その子の人生の大きな助けになれる可能性がオステオパシーにはあると言えるかもしれません。

また、私自身、子供の役に立つことが大きな歓びであり、小児オステオパシーを自分のライフワークにしようと思っています。


改めて、マイD.O.の小児に対する熱意とフライマンD.O.の偉大さに触れ、小児オステオパシーをさらに研鑽していきたいと思った研究会でした。

 

 

 

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