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ケース⑧ 主訴:野球肘(スポーツ障害) 10代男児
2014年9月2日 火曜日
症状

yakyuuhiji

野球のピッチャーをしていて、投球中に非常に強い肘の痛みを感じ、その後投球困難となる。







既往歴・生活習慣

熱心に野球をしていること以外、問題は特になし。

来院したきっかけ

肘の強い痛みを感じ、数か月間整形外科や整骨院に通うも野球に復帰するだけの改善がみられず、野球自体を諦めなければいけないのかと落ち込み、親族の紹介で当院に来院。

原因分析

この男児の場合は、肘から手首にかけて非常に強い膜の緊張と骨格の構造的問題があり、痛みを我慢して投球していたことで問題が慢性化し、自然治癒できないところまで悪化したと考えられます。

施術内容

肘から下の尺骨、橈骨という骨の間の骨間膜の緩解を行い、その後に肘の骨格的な調整を行った。それと同時に、胸椎、肩関節、肋骨、骨盤など、広範囲に渡る骨格の構造的異常を正常化する。それと同時に、炎症を引かせる為に静脈を含めた体液の流れを円滑化する。

改善経過

一度の施術の後、投球をしても肘に痛みをあまり感じなくなり、以前は『投げる』という行為自体が不可能な状態だったが、ウォーミングアップ程度の軽い投球をしても痛みを感じなくなったという感想を頂いた。その後、数回の施術の後、全力で投球することを許可したが、痛みを感じないと驚きの感想を頂いた。

解説

この男児のケースでは、痛みの原因が非常に局所的な膜の緊張と関節の異常にありました。それを特定するためには、緻密な解剖学的知識と、異常を検知できるだけの手の触診技術が必要ですが、問題の原因を特定できれば、場合によってはそのスポーツ自体を諦めなければならないように思われる強い症状があったとしても、比較的早期に改善可能なことがございます。

慢性化した身体の痛みや症状には常に身体の構造的な異常がついてまわります。それがこの男児の様に、痛む部位自体に原因がある場合も、痛んでいる場所とは全く違う部位に原因があることもございます。


オステオパシー施術では、まず、痛みの原因自体を全身から探り出します。それは、『痛みがそこにあるから、その部位を検査する。』ということではありません。そうではなく、客観的に全身を検査・分析し、構造的異常を見つけ、解消することを目指します。今まで、様々なスポーツをして発症した症状の改善に努めてきましたが、スポーツ由来の慢性化した症状に関しては、大抵、限局された部位に原因があることが多いと言えます。緻密な解剖学的知識を元にした検査・分析によって、特定の緊張を緩解することで、速やかに改善することが多くございます。

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