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骨盤矯正の真実。オステオパシー的観点から。
2013年4月18日 木曜日

pelvis今日は、雑誌などでもよく取りざたされている、「骨盤矯正」というものについて、 施術者の意見を述べさせて頂きたいと思います。

雑誌やカイロ院や美容系の整体院などでよく、「骨盤矯正」という言葉が聞かれると思いますが、 身体に対して詳しく知れば知るほど、本当に骨盤矯正をしようと思えば、
雑誌や骨盤矯正を謳い文句にしている院で言われているほど、 単純なものではないと言わざるを得ません。

 


 実を言いますと、 当院でもよく、「骨盤矯正してもらえますか?」というお問合せを頂くのですが、 答えとしては、 「骨盤矯正することはできますし、そういう技術も持っています。でも、その問題が骨盤の骨格に無い場合は、全く違うことをします。 骨盤矯正を希望するから、骨盤を即矯正するという風には、当院では考えていません。」というようにお答え致します。

 

それはどういうことかと言いますと、 実は、骨盤の歪みというのは、骨格の歪みだけで起きているわけでは無く、 実際に骨盤の歪みが気になるという方などのお体を診させて頂きますと、 骨盤内の膜の緊張や、婦人科系統の膜の緊張、または、骨盤以外の骨格の歪みが原因で、 二次的に骨盤の歪みが生じているということが非常に多くあるからです。

もし、骨盤の歪みの理由が体内の膜の緊張から生じているならば、いくらその場で骨盤を矯正したとしても、その膜の緊張に再度ひっぱられて、 元に戻ってしまうことが多いですし、さらに言えば、本当に調整、矯正すべきところを全身から探し出して施術しなければ、 骨格的な骨盤矯正をしてもほとんど意味がないということを、 長年のオステオパシーにおける臨床経験から分かっているからなのです。

昨今の健康雑誌や美容系のカイロ院や整体院では、どうにも骨盤矯正という謳い文句を付けると人気がでるから、 非常に安直な宣伝をしているケースが多いように思えますが、オステオパシーの様にしっかりと基礎医学に立脚した体の診方をしていきますと、それほど、事情は簡単ではないのです。

では、オステオパシーでは実際にどういう風に骨盤矯正を考えているかと言いますと、それはオステオパシーの哲学の通り、 骨盤に歪みを感じるから即骨盤に問題があると断定するのではなく、 全身を視野に入れて検査することから始め、 骨格、筋膜、内臓、神経、動脈、靭帯などなど、あらゆる側面からその方の身体の問題を割りだし、もし骨盤に歪みがあるなら、なぜ、歪んでいるのか原因を探ったうえで、施術します。

人によってはそれが出産時に形成された硬膜の緊張である場合もありますし、 腹膜や腸間膜などの腹部の膜の緊張にあることもありますし、 実際に仙腸関節の歪みにあるケースもあるでしょう。

付言しておきますと、世間一般で言われている「骨盤矯正」というのは、 基本的に、腸骨(骨盤の両翼を担っている骨)と仙骨(骨盤の真ん中の骨)の間の、 仙腸関節という関節の歪みを取ることをほとんどの場合指しています。

しかし、オステオパシーの研究でよく分かっていることとして、 実際に非常に強い症状を出す問題として、

「仙骨病変」というものがございます。 仙骨病変とは、骨盤の真ん中にある仙骨自体がひずんだり、歪んだり、
それこそ子宮などの婦人科系と連動して問題を起こしている場合が非常に多くあり、 特に経産婦の方の骨盤の問題として非常に多く見られるのは、この仙骨病変の方なのです。

ただし、私はカイロプラクティックを学んでいたこともありますからよく知っているのですが、 一般的なカイロ院などでは、この仙骨病変を検査から割り出すこと自体ができていませんし、仙骨病変という概念自体を知らない方が多いです。ですから、おそらく仙骨病変であったとしても、 仙腸関節の矯正をして骨盤矯正をしたと思っているかもしれませんが、 実際には、ちゃんと矯正できていない様に思います。

実を言いますと、当院にも過去に、「
産後に腰痛がひどかったのでカイロ院に行って骨盤矯正してもらったが、あまり効果がでなかった。」という方が何人かおられましたが、 調べてみると、案の定、仙骨病変だったんですね・・・。

その後、仙骨病変を改善させる施術を行いますと、速やかに改善したという症例も多くございます。

実際の臨床において、本当の意味で骨盤矯正をしようと思いますと、それ相当の知識と経験と技術を必要としますし、その検査だけでも幾通りも緻密な検査が存在します。もちろん、「骨盤矯正してください。」という患者さんに対して、 「はいはい、では骨盤矯正します」と答え、 骨盤をすぐに矯正しようとする院は、あまり信用しない方がよろしいかと思います。【辛口で申し訳ないですが・・・。】

そうではなく、あくまでも全身を検査したうえで、 何が本当の原因で骨盤が歪んでいるのかをちゃんと調べたうえで施術するというのが、 主訴が骨盤矯正だったとしても、真っ当な施術家としての態度だと思います。

当院では、骨盤矯正はもちろんできますが、あくまでも全身を検査したうえで、体の問題を割りだし、 仙腸関節の歪み以外に問題があれば、それを解消し、もしも純粋に骨盤の歪み自体が問題を引き起こしているなら、 仙骨病変の検査と施術も含めて、骨盤を矯正するという考え方をしています。

長くなりましたので、今日はこれで・・・。^^

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