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妊婦に対するオステオパシーの有効性について。② ~実体験を元に~
2011年12月5日 月曜日

shuxtusei先月のコラムの続きのようなコラムですが、お蔭様で、当院の施術者の第一子が、2011年12月2日に無事、助産院にて、初産にしてはかなり安産で、
陣痛から4時間半で産まれました。^^

 

初産にしては驚異的な早さで産まれたので、 担当の助産師さんが本当にびっくりしていました。 母子共に至って元気です。 予定日より3日だけ早かったということになりますね。

 

 

 



ちなみに、生理学本では大体、初産の人の平均的な出産にかかる時間として、


第一開口期(陣痛がきてから子宮口全開大)までが12時間、
第二期娩出期(子宮口開大~児検出)までが1時間
第三期後産期(児搬出~胎盤娩出)までが、7~8分となっています。

カラー図解人体の正常構造と機能』日本医事新報社より

 

助産院や病院によって微妙に陣痛から出産までにかかった所要時間についての計り方には誤差があるようですが、それでも、この平均値からすると、驚異的な早さということになると思います。
ただ、オステオパシーを通じて産科に関する勉強と実践を行ってきた者として、この初産の平均値については、何かしらの構造的問題があった方を多く含むため、この平均値になっているんだろうと、考えています。 場合によって、子宮口開大が起きてからも何時間もかかったなんていうケースでは、何がしかの人体の構造的問題が元々あったものと推測しています。

出産前には、以前のコラムでも書かせて頂いた通り、 一時は、切迫早産、点滴入院という診断を受け、 自主退院しなければ35週過ぎまで、母子は点滴、入院生活を余儀なくされていたのですが、 自主退院してから出産まで、
オステオパシー的ケア、食事に対する配慮、適度な運動などで、 妻は完全に体力を取り戻し、 結局は予定日近辺で、非常にスムーズに自然分娩にて出産することができました。

ここからは少々専門的なお話をさせて頂きますが、 実を言うと、私自身は、「安産で出産できるのではないか。」という予想を 出産前に抱いておりました。なぜなら、今まで妊婦さんのお体のケアを数多くしてまいりましたが、 一般的には難産になる方のことを「難産傾向」という風にレッテルをはってしまうお医者さんなどがいらっしゃいますが、オステオパシー的見地からすると、 実際に、陣痛がきてから48時間以上かかったなんていう
出産がなかなかスムーズに進まなかった方のお体を調べてみると、 必ず、出産に関連する部位に問題が見つかることが多いからです。

これは、私が勝手に言っていることではなくて、オステオパシーにおける産婦人科・小児科領域で世界的に評価の高いD.O.であるフィリップ・デュレルD.O.も言っていたことで、 「スムーズな出産のために必要な条件を満たせば、多くの人はスムーズに自然出産できる。」ということを、私も臨床の中で確認してきたからです。

そのスムーズな出産ができるための条件というのは、 例えば、

子宮の収縮と関連する神経に滞りがないか?

仙骨や仙腸関節、恥骨などに構造的な問題がないか?
子宮に対する動脈血の流れは円滑か?
婦人科と関連の深い、腸に極端な緊張がないか?
胎児の位置は正常か?(正常な出産スパイラルを行えるだけの条件を満たしているか?)
呼吸器や横隔膜と関連する強い問題がないか?
骨盤隔膜や子宮広間膜などにアンバランスな緊張がないか?
尾骨に強い緊張がないか?
頭蓋仙骨系に大きな狂いがないか?
出産に向けて、適度に体力をつけれたかどうか?
あとは、精神的に落ち着いているかどうか?
など、オステオパシー的に 非常に緻密なチェックすべき項目があるのです。
(以上に書いたこと以外にも多々ありますが。一応列記しています。)

場合によっては、この内の複数か、ひとつでも致命的な問題があれば、 陣痛がきたもののなかなか自然に出産が進まないということがあります。

蛇足ですが、オステオパシー施術によって逆子が改善することもございますし、 今回私たち夫婦が経験したように切迫早産という状況からでも投薬を行わずに予定日近辺で産むことができることも、 全てではありませんが、実際に事例としてあるんですね。

今まで私が施術させて頂いた妊婦さんの中にも、オステオパシー施術によって出産前までに十分にお体の問題を改善できた人に関しては、 非常にスムーズに自然分娩できたという報告を、多く受けています。【ホームページ内の『みなさまの声』にもそうしたご感想を頂いている方がおられます。】

今回のわが子の出産で、もちろん、妻や生まれてきた赤ちゃんを心から労い、感謝するとともに、オステオパシー施術がスムーズな出産のために非常に有効であるということも 改めて確認させていただきました。

実は、妻と胎児(今は生まれておりますが、)の状態に関しては、オステオパシー的な見地からとことん満足のいくところまで 産前のケアをさせて頂きました・・・。
12月2日7:45分は、その甲斐が報われた、非常に神秘的で、 感動的な時間でした。
産声もしっかり上げていましたね。

出産の方法は、非常に自然出産に力を入れている助産院さんでしたので、ルボワイエ式という方法を取り部屋を薄暗くし、生まれてくる赤ちゃんもびっくりしないようなリラックスできる空間で、生まれた後はしばらくは臍の緒が繋がったままお母さんのお腹に載せ、臍の緒の拍動が十分に止まってから、ゆっくり臍の緒を切るという方法を取りました。(F・ルボワイエは『暴力なき出産』という著作を残している自然出産を推奨した産科医です。残念ながら絶版になっている本ですが、日本においてもルボワイエ式の出産を推奨している産科や助産院があります。)

私は出産に立ち会い、臍の緒を 切らせていただきました。


心から、出産の時間と言うのは素晴らしい時間だとつくづく思いました。それとともに、経験豊富な助産師さんの力強いお産に対する姿勢。 脱帽致しました。ありがたい限りでした。

オステオパシーのような自然な療法を研鑽してきた者として、なるべくなら、自然出産を推奨する助産院や産科が増えることを願うとともに、オステオパシーなどの実力のある自然療法によって産前のケアを行っておくのは、 仕事抜きにしてお勧め致します。

長くなりましたので、今日はこれで・・・。^^

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