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交通事故などの強い外傷後に発症した『ムチウチ症』などに対するオステオパシー的アプローチ。
2015年3月26日 木曜日

tuitotu

 

今日は交通事故などの強い外傷後に発症した『ムチウチ症』などの諸症状について、オステオパシーの基本的な考え方とその有効性について書かせて頂きます。ちょうど、施術者自身が最近交通事故を経験し、やはり、めまいやふらつき、若干の頸の痛みなどを経験しましたが、他のオステオパスの施術を受けることで、早期に事故の影響を減らすことがいかに有益か、改めて身をもって感じました。

 

少し、想像力を働かせていただくと分かりやすいと思いますが、例えば、追突事故などの後に首の痛みやめまいなどを経験すると、大抵ムチウチ症などの診断を受け、場合により頸の牽引などをクリニックなどで勧められることがありますが、あまり効果が出なかったという方が、当院にも来院されることが多数ございます。

 

考えてみれば、こうした瞬間的な外傷は、痛むところだけに衝撃が加わったと考えるのは非常にナンセンスです。なぜなら、物理的に考えても、その衝撃は全身に影響を及ぼしており、その結果として首に痛みが出たと考えない限り、根本的な改善は見込めないのです。

 

そうしたことを理解するうえで、脊柱の中で脊髄を覆う『硬膜』という強靭な膜組織のことを、無視することはできません。この硬膜は、頭蓋内では脳を覆い、背骨の中を通って、最終的には仙骨という骨盤の中心の骨にも付着しています。読んで字のごとく、『硬い膜』と書くだけあって、解剖をするとよく分かるのですが、この硬膜は人体の中でも非常に強靭な膜であり、強く伸び縮みするというよりは、比較的伸縮性に乏しい硬い膜であると言えます。人体はよくできていて、硬膜は大切な脊髄神経を保護し、頭蓋から骨盤までの一連のつながりを保つうえで非常に重要な役割を果たしています。

 

例えば、追突事故などで思い切り頭を瞬間的に揺すぶられた場合、実は、この硬膜を通じてその張力は骨盤の中心の仙骨にも及んでおり、言ってみれば、衝撃を緩衝するために頭蓋側と骨盤側が著しく引っ張り合うような現象が起きているのです。そして、その衝撃を緩衝する役割を担うのは、全身的な膜の連鎖であると言えます。そうした衝撃が、あまりに人体が許容できる範疇を超えた場合、ムチウチ症の様な慢性化しやすい諸症状を引き起こすのです。ひどい方ですと、数十年前に経験した非常に強い事故の後、ずっと首の痛みやめまい症状などに悩まされている方もおられますが、頚椎などの構造自体が強い障害を負ったケースを除いて、人体が緩衝しきれなかった衝撃による全身的な緊張が解消されないまま月日を送った結果であると言えるのです。

 

また、首の痛みと同時に、腰痛や頭痛などを訴える方も少なくありませんが、実はそうした諸症状全ては、まさに人体が互いに膜を通じて繋がり合っていることと無関係ではありません。実際は、腰痛と首の痛みが深く関係している場合もよくあるということです。

 

オステオパシー施術では、あくまで、痛むところや症状のあるところだけに原因を求めるのではなく、どんな症状、どんな悩みでも全身を視野に入れて施術を行いますが、こうした交通事故などの強い外傷というのは、全身的な緊張を読み取り、施術をしないと、根本的な改善が望めないことを多くのオステオパスが解剖学的にも理解しているからこそ、全身を視野に入れて施術を行うのです。強い事故後の症状に悩む方に、オステオパシー施術を受けて初めて症状に改善がみられたという感想を頂くことも多いですが、まさにそれは、全身の緊張の連鎖を読み取り、施術をすることにオステオパシーが長けているからだと言えます。

 

実際、カイロプラクティックなどのように、部分的な脊椎を瞬間的に矯正する手法だけですとムチウチ症状が緩解しないことが多いのも、それはムチウチ症は部分的な問題ではなく、体全体の緊張の連鎖が本当の原因だからなのです。

 

また、交通事故後にめまいなどを発症している場合は、頭蓋内の廃液(主に静脈など。)が滞っていることが原因になっている場合があります。静脈は炎症が引くのに非常に大切な役割がありますが、静脈の流れが悪化すると炎症が引きにくくなるという現象は、頭蓋だけでなく、全身に言えることです。特に頭蓋領域で静脈の還流が阻害された場合、のぼせなどを発症したり、ひどい場合は慢性的なめまい症状に発展することも多いです。オステオパシーでは、まずは全身的な緊張を緩解した後に、頭蓋の調整によって廃液を促進することで、速やかにめまい症状が改善することも少なくありません。

 

健和トータルケアの施術者は、カイロプラクティックも勉強歴がありますが、今現在オステオパシーを中心に据えて学び、実践しているのも、それはオステオパシーの体に対する診方が他の療法よりも遥かに緻密で理にかなっていると過去において確信した結果なのです。カイロプラクティックの様な瞬間的な矯正(主にスラストテクニックなど)が有益なケースも当然ありますが、『全身の膜の緊張の連鎖』という視点をもつことで、雲が晴れる様に様々な強い外傷により発症した症状のメカニズムが見えてきたとお伝えすることができます。

 

実際に、強いムチウチ症状に悩む方などは、長年、様々な病院や治療法を試したけれども改善せず、本当に意気消沈されている方に出会うこともございますが、そうしたケースでもオステオパシーによりお喜び頂く事例も少なくありません。

 

その理由は、オステオパシーが、常に全身を視野に入れた自然医学であり、決して部分的な症状に惑わされて、局所に原因を求めることをしないためです。オステオパシーは、ホリスティックな(総体的な)診方をする、非常に医学的な整体であると考えて頂いても間違いではありません。

 

長年、事故後の症状などに悩む方でも、お力になれることが多々ございますので、諦めずにご相談ください。

 

私も、自分が事故を経験した後、頭がのぼせたり、首の付け根が痛んだりしていましたが、早速複数のオステオパスの施術を受けさせて頂きました。お蔭で、事故自体はかなりひどいものでしたが、めまい症状や頸の痛みなどに悩まされることも無く、今日に至っています。改めて、身をもってオステオパシーの魅力を感じた次第です。

 

蛇足ですが、今回事故を経験した時、3歳の子供も後部座席に乗っていました。『私は事故を起こさない。』と自信がある方で、いつも安全運転を心がけている場合でも、一瞬のボタンの掛け違いで、事故を経験することもございます。もちろん、子供はしっかりとチャイルドシートにより保護されていたため、大事には至りませんでした。時折、チャイルドシートをしていない親御さんを見かけますが、絶対にやめてください。また、後部座席に座っていたとしても、シートベルトはした方が良いと思います。

 

最終的に交通安全キャンペーンの様になりましたが、高速道路などは特に、事故を起せば命に関わりますので、改めてチャイルドシートやシートベルトの大切さを認識致しました。それでも発症してしまった諸症状には、オステオパシー施術は特に有益だと、自信を持ってお伝えすることができます。

 

 

 

 

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