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ケース⑦ 主訴:産後の不快症状(腰痛、頭痛、産後鬱など) 30代女性
2014年9月6日 土曜日
症状

sanngo

出産が48時間かかり、産後から腰痛、股関節痛、恥骨痛、尾骨痛、頭痛、頭ののぼせ、産後うつなど様々な不快症状を発症し、病院や他院に数か月通院するも改善の兆しが見えず、途方に暮れていた。







既往歴・生活習慣

48時間という非常に長時間の出産経験、腎盂腎炎(10代)、手術歴などは特になし。

来院したきっかけ

他院に通院するも改善せず、知人の紹介で来院。

原因分析

この方の場合、出産が非常に長時間かかったことで頭蓋から仙骨までを繋ぐ強靭な膜組織である硬膜に非常に強い緊張が診られた。また、尾骨や仙骨に非常に強い歪みがあり、部分的には出産前からあったものと推測するが、尾骨の折れ曲がりなどは出産時により強固に形成された疑いがある。尾骨を障害すると、解剖学的に非常に脳や頭蓋と関係の深い部位であるため、頭蓋や脳にも影響することがオステオパシーの研究で分かっている。産後鬱と言うと、子育てなどの心理的ストレスによって形成されることもあるが、この方の場合は、体の構造的緊張が心理的な緊張を生み出している可能性が否めなかった。そうした所見が、様々な痛み症状や不定愁訴の主な原因となっていると推測された。

施術内容

尾骨の過緊張を改善したうえで、主に腰仙関節、仙骨、仙腸関節、恥骨結合などの骨盤側の骨格を整え、頭蓋側でも環椎後頭関節などに施術を加え、まず硬膜系の緊張を緩解する。そのうえで、頭蓋内の静脈洞という廃液系に働きかけ、痛みに対する閾値(痛みに対する感受性)自体を改善する。その他、足部、股関節、胸郭、横隔膜など、全身的な施術を試みる。

改善経過

1度目の施術の後、症状の大半が初めて軽減し、非常にお喜び頂いた。しかし、元々の症状が非常に重度であったため、その後数回は1~2週間のスパンで施術する。5度目の来院時、症状全般が以前に比べて格段に和らいでおり、全く生活に支障を来さないレベルまで改善しているという感想を頂いた。それからは3~4週間と間を空けて数回施術したが、産後鬱の様な心理的緊張も感じなくなり、痛み症状も再発していないことを確認して施術は終了した。

解説

オステオパシーの研究で明らかにされていることとして、上記の方の様に出産に非常に長い時間かかる方や、子宮口が開いたのに一向にお産が進まないケースでは、ほとんどの方に元々体の構造的な問題があった可能性が高いと考えられます。また、元々構造的な強い問題(簡単な例では骨盤の歪みなど)がある方が長時間の出産を経験すると、そうした傾向がさらに助長されて、産後に非常に強固な症状を経験することがございます。また産後、尾骨に痛みを訴える方がおられますが、場合により、出産を契機に赤ちゃんが産道を通る際に尾骨にひっかかり、尾骨障害を引き起こすこともあります。ひどい方になると出産時に尾骨骨折が起きることもございます。
また、出産を契機として硬膜系に強い緊張が形成されると、産後に頭痛や産後鬱などを経験することもございます。オステオパシーの哲学にもある通り、人の身体と心は密接につながっており、こうした鬱症状に関しても必ずしも心理的、精神的ストレスだけが原因とは言えない事例がございます。もちろん、純粋に子育ての心労からくる事例もありますが、その分類はなかなか明確にできるものではありません。場合により、脳や頭蓋に非常に強い緊張が形成されますと、そうした身体の構造的緊張が引き金となって鬱症状を発症することも少なくないと考えられます。オステオパシーは、こうした産後の様々な不快症状の改善も非常に得意としています。また、健和トータルケアの施術者は元々妊産婦の来院者が非常に多い施術院で修行時代を送っていたため、産後の諸症状に関して豊富な臨床経験がございます。

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