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ケース③ 主訴:妊婦の不定愁訴+スムーズな出産のためのケア 30代女性
2014年8月30日 土曜日
症状・来院した経緯

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妊娠中に左膝に水が溜まり、整形外科にて一か月以上数回に渡って膝の水を抜くがすぐに再発し、妊娠22週時には痛みのために正常な歩行が困難となる。他に、腰痛、恥骨痛、坐骨神経痛、顎関節症などの症状が妊娠を契機に悪化。また、来院した当初は2度目の出産に強い不安を抱いていた。

 

 

 

 

既往歴・生活習慣

関節リウマチ、子宮筋腫、卵巣嚢腫、顎関節症

来院したきっかけ

フリーペーパーとホームページを見て来院。

原因分析

オステオパシーの検査により全身を調べてみると、膝に水が溜まる原因は、骨盤隔膜などの隔膜系(呼吸と共に、静脈やリンパを流している膜系。横隔膜などがその代表的な役割を担う)の機能が極端に低下しており、本来であれば還流しなければいけない液の流れが滞っていた。それは、以前にリウマチや子宮筋腫、卵巣嚢腫などを引き起こしていた原因とも無関係ではなく、妊娠を契機に元々あった廃液系の問題が顕在化したことが分かる。問題を根本的に改善するためには、膝の関節の問題を解消すると共に全身的な調整によって体液の循環を円滑にする必要があった。

施術内容

一度目の施術では、特に仙骨を中心とした骨盤における骨格系を整え、また膝の関節自体を正常化する。そのうえで、骨盤隔膜などの施術により足部の廃液を促進し、静脈やリンパの還流を改善する。また、胸郭と横隔膜にも施術を加え、呼吸器系と横隔膜の支持自体を改善し、全体的に内臓下垂気味だったのを、腹部をしっかりと支持できるよう留意する。

改善経過

一度目の施術の後、格段にスムーズに歩けるようになり、後日膝に水が溜まらなくなったという感想を頂いた。その後、2~3度の施術で症状のほとんどが消失し、その後はスムーズな出産を希望して臨月まで1か月に1~2度程度来院されたが、初産の出産では陣痛から18時間かかったそうだが、今回の出産は2時間程度の非常にスムーズな経過で出産され、お喜びの感想を頂いた。

解説

人体というのはまさに全体でひとつのシステムを構築しています。膝に水が溜まるという局所的な問題であったとしても、それはその部位に限局された原因で起きているわけではないと考えられます。この方の場合、妊娠して胎児が大きくなっていくのに付随して、元々あった廃液系の問題が顕在化し、その結果として膝に水が溜まるという現象が生じたと考えられます。同時に、腰痛や恥骨痛、坐骨神経痛が起きていたのも、腹部を支持しているのは大まかに言えば横隔膜と胸郭や肺などの呼吸器であると言えますが、全体的に胸郭や横隔膜による腹部の支持が弱くなっていたために、下半身に様々な症状が集中したと言えます。こうした場合は下半身に症状があったとしても、あくまでも胸郭を含めた全身の液の流れの改善と、胸郭と腹部の圧のバランス自体を改善する必要があるケースでした。結果として、全身に施術を加えたことになりますが、良好な経過を辿り、また出産の過程自体が非常にスムーズであったのも、呼吸器や胸郭の支持が改善されたことも関係しています。付言しておくと、出産の過程で妊婦さんがいきむ時、呼吸器や胸郭が正常であればあるほど、いきみやすくなります。
オステオパシーでは、今ある症状を改善するだけでなく、出産をスムーズに迎えるためのノウハウがございます。この方以外にも多数の方が、初産の方も含めて一般的な生理学本に書かれている平均時間よりも格段に早く、スムーズな出産を経験している事例が多くございます。もちろん、必ずとは言えませんが、『安産支援』ということに、オステオパシーは非常に有益であると、臨床経験からお伝えすることができます。


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